ストリートハイグリップシリーズが誕生したその訳とは
雨の日の転倒事故ゼロへ
ウェットグリップを
究極まで追求。
ティムソンタイヤのプレミアムモデルでもある「ストリートハイグリップ」シリーズは、毎日乗るライダーにとって重要な要素である「ウェットグリップ」を新コンパウンドにより究極まで高めました。この課題を実現するため、コンパウンド内にSBRPoly(styrene-co-butadiene))を採用し、高比表面積の二酸化珪素の充填とシリコンパース剤を合わせて補強。これにより優れたウェットグリップを可能としました。またグリップを高めるにはタイヤと地面の接触面積も非常に重要となります。そのためタイヤの接着作用を高めることで走行状況に関わらず高いグリップ力を実現しています。さらに、フロントタイヤの溝の数を増加。流線型の長い溝を採用したほか、副溝によってコーナリングでも高い安定性を確保しています。
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雨の日の多い日本の天候に
合わせたタイヤを創るトータル性能比較では、ストリートハイグリップシリーズと他社同等品を様々な項目でプロライダーによるテストを実施。その結果、特にウェットグリップ性能の優秀性を実証することができました。その上でストリートタイヤにとって重要となるバランスの良さも確認されています。
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長持ち
グリップ力を上げてもグリップ力と耐摩耗性
理想的なバランス。
ストリートハイグリップシリーズがロングライフである理由、それは一般的に採用されているスチレンブタジエンゴムの性能の限界を改善したことが挙げられます。これにより従来品との比較で転がり抵抗を8%減少し、耐摩耗性は10%増加を実現しました。また、ハイグリップ樹脂によるタイヤトレッドゴムのグリップの改善、ゴムの親水性、耐スリップ性能を向上させるシリカの採用など、様々な原材料の合理的な組み合わせは、グリップ力と耐摩耗性の完璧なバランスを実現することができました。
一方でTS689シリーズにはタイヤ構造そのものにも工夫をしています。特殊構造のサイドウォールの採用によってタイヤの剛性を強化。タイヤの変形を低減したことでライフの向上につながっています。
ロングライフと濡れた路面の
グリップ力を高次元で両立
ロングライフと
濡れた路面のグリップ力
を高次元で両立